クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ、ケイティ・ペリーのファンと宣言


クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジは9月6日にロンドンのラウンドハウスで開催されているiTunes Festivalへの出演を果たしたが、ジョシュ・オムは9月30日に出演するケイティ・ペリーのファンであることをライヴ中に宣言したという。

ジョシュ・オムはライヴ中のMCで、このフェスティヴァルのオーディエンスが抽選に応募して当選した観客であることについて関係者から次のように注意されていたとジョシュはステージで語った。
「今回の観客はiTunesのオーディエンスだって俺は言われたんだよね。だから、なかには、『くそっ、ケイティ・ペリーだったらよかったのになあ』っていうお客さんもいるっていう話だったんだよね」

その後、ひとしきりケイティを褒め称えてからジョシュはこの関係者の発言を次のように皮肉った。
「でも、今日のお客さんがiTunesのオーディエンスだというのなら、それは音楽がただ大好きなお客さんだってことになるよね……ということは、このお客さんもやっぱり酔っ払って、変なものキメて、お互いにセックスしたりするわけだよね。iTunesはさ、その様子をただ眺めてればいいんだよ」

この日のセットは『ライク・クロックワーク』からの“My God Is The Sun”、そして『ソングス・フォー・ザ・デフ』の“You Think I Ain't Worth a Dollar, But I Feel Like A Millionair”という流れで始まり、特に“My God Is The Sun”ではジョシュが観客に踊るようにけしかける一幕もあった。その後、モーテルのネオン・サインと暗雲がたちこめる映像を背景にしながら、“No One Knows”の演奏が続いた。

それに続いて「次はラヴ・ソング」と紹介された“Kalopsia”が披露され、さらに“…Like Clockwork”“If I Had A Tail”がセットリストに続くことになった。ネットでは“Kalopsia”のレコーディングで客演しているアークティック・モンキーズのアレックス・ターナーが飛び入りするのではないかと囁かれていたが、アレックスが登場することはなかった。なお、アークティック・モンキーズは9月9日にiTunes Festivalへの出演を予定している。

後半以降、ジョシュは“Smooth Sailing”で「これならみんなで一緒に歌えるよね」と観客を促し、“Make It Wit Chu”でも「これが2度目のチャンスだよ」と促すなど、オーディエンスに歌うことを要求し、本編を“Go With The Flow”で締め括った。

アンコールでステージに戻るとジョシュはキーボードのディーン・フェルティタの誕生日だと明かし、観客と全員でハッピー・バースデイの歌を歌い、「歌うと気分いいだろ?」と語りかけた。アンコールはその後“The Vampyre Of Time And Memory”、“I Appear Missing”と続き、ジョシュが「まったくおまえらは甘やかされてるなあ」と観客に語りかけてから最後の曲“A Song for the Dead”が演奏されたという。

セットリストは以下の通り。
'My God Is The Sun'
'You Think I Ain't Worth a Dollar, But I Feel Like A Millionaire'
'No One Knows'
'Burn The Witch'
'Hanging Tree'
'Kalopsia'
'In The Fade'
'…Like Clockwork'
'If I Had A Tail'
'Little Sister'
'Smooth Sailing'
'Make It Wit Chu'
'Sat By The Ocean'
'Sick Sick Sick'
'Go With The Flow'
'The Vampyre Of Time And Memory'
'I Appear Missing'
'Song For The Dead'

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