スワンズ、新作『トゥー・ビー・カインド』が日本で2週間先行発売されることが決定

pic by Matias Corral

80年代から90年代にかけ、オルタナティヴ・シーンの2 大巨頭としてメンバーとしても一時在籍していたサーストン・ムーア率いるソニック・ユースと共にシーンを牽引してきたスワンズが、最新作『トゥー・ビー・カインド』を5月3日に2週間先行でリリースすることが決定した。

2年ぶりとなる最新作ではツアーの中で派生していくセッションをもとにテキサスとダラスのスタジオでレコーディングされ、前作に続き2枚組2時間越えの大作に仕上がっている。

フロントマンのマイケル・ジラからのコメントは以下の通り。

ハロー、みなさん

スワンズはこの度新しいアルバムを完成させた。これを書いてる今この瞬間にマスタリングも終えようとしている。タイトルは『トゥー・ビー・カインド』("To Be Kind")。リリースは2014年5月。

このアルバムは僕がプロデュースし、尊敬すべきジョン・コングルトンにテキサスのエル・パソ郊外にあるるソニック・ランチ・スタジオで録音してもらい、残ったレコーディングやミックスはダラスにあるジョンのスタジオで仕上げた。僕らは昨年の10月初頭にリハーサルをソニック・ランチで開始し、その後すぐにレコーディングに入り、12月中旬にはミックスの工程を完了させた。

このアルバムの素材となった部分は、2012年~13年のスワンズ・ツアーのライヴをやっていく中で練り込まれ、メロディの大部分はスタジオの中で思い出しながら作っていった。

スワンズのメンバーは、マイケル・ジラ(G,Vo)、ノーマン・ウェストバーグ(G)、クリストフ・ハーン(G)、フィル・プレオ(Dr)、ソー・ハリス(Dr, Key)、クリストファー・プラウディカ(B)。

スペシャルゲストは、リトル・アニー(アニーはジュリア・ケントのストリングス参加曲「サム・シングス・ウィ・ドゥー」で僕とデュエットしている)、セイント・ヴィンセント(アルバム全体でヴォーカル参加)、コールド・スペックス(「ブリング・ザ・サン」でヴォーカル参加)、ビル・リーフリン(ドラム、シンセサイザー、ピアノ、ギター等多くの楽器で参加。彼はスワンズやエンジェルズ・オヴ・ライトへの多大な貢献をしてくれていて、またキング・クリムゾンのバンド・メンバーとして活動している)

マイケル・ジラより

リリースの詳細は以下の通り。

●リリース情報
アーティスト:スワンズ 
・タイトル:トゥ・ビー・カインド
・発売日:5月3日 日本先行発売(海外:5月13日)
・価格:2,400円(税抜)
・品番:TRCP-156~157
・JAN: 4571260582941
・解説:小野島大/歌詞対訳付

スペシャル・エディション(2CD + DVD)
・アーティスト:スワンズ 
・タイトル:トゥ・ビー・カインド(スペシャル・エディション)
・発売日:5月3日 日本先行発売(海外:5月13日)
・価格: 2,800円(税抜)
・品番: TRCP-158~160
・JAN: 4571260582958
・解説:小野島大/歌詞対訳付

[Tracklist]
CD-1
1.Screen Shot (8:04)
2.Just A Little Boy (for Chester Burnett) (12:39)
3.A Little God In My Hands (7:08)
4.Bring The Sun / Toussaint L’Ouverture (34:05)
5.Some Things We Do (5:09)

CD-2
1.She Loves Us (17:00)
2.Kirsten Supine (10:32)
3.Oxygen ( 7:59)
4.Nathalie Neal (10:14)
5.To Be Kind (8:22)

DVD
詳細は決定し次第お知らせ致します