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さあ、いよいよ2004年。ギャラクシー2でロックンロールなカウント・ダウンをブチかましてくれるのは、そう、我らがロックンロール・ヒーロー、ペンパルズ! 林の「ロックンロール!」の威勢のいい一言からライヴ開始。大きく両手を掲げた林とともに、その場にいる全員の両手が挙がる。いきなりフロアを持っていく。“LIFE ON THE HIGHWAY”、“INSIDE OUT”と疾走感効きまくりのナンバーを連発、キッズのドキドキの加速はまるで特急列車のよう! 「今年最後のロックンロール・パーティへようこそ! それは2004年最初のロックンロール・パーティであるわけで――」と林が切り出した途端に沸き起こる大歓声。畳み掛けるように、ほんのちょっぴり早いお年玉! 1月発売のニューアルバム『ROCK’EM ALL』から新曲を2曲披露。新曲ながらブレのない完璧なるバンド・アンサンブルにすっかり聴き惚れてしまっているうちに……いよいよカウント・ダウンの瞬間が近づいてきた! 「これからの時間をどうやって過ごす? 踊る? 歌う?」となんとも粋な林のお誘いに、充満したハッピーはいまにも爆発しそうだ。 完全無欠のロッキン・ダンス・ナンバー“ALL FUN OF KIDS”で会場じゅうに巻き起こる手拍子、フロント3人のアクションもがっちり合っている。オッケー!今、すべてがひとつになった。ここでステージ上にプラズマ・テレビが登場、1分前から数字のカウントが映し出される。5、4、3、2、1……ア・ハッピー・ニューイヤー! そして、これまでのカウントダウン・ジャパン・ロゴが書かれたバックドロップが落ち、ペンパルズに最も相応しいと思う言葉!!「ROCK AND ROLL 2004」と書かれたバックドロップが表れ、銀テープが舞い降り、花火が爆発! その絶頂状態をさらにアゲまくったのは、もちろんペンパルズのステージだった。「最高に、最高に、ハッピーな1年でありますように! ピース!!」という林の宣言から、2004年・ダンス初め“MORE FUN?”へ。「こんなすげえ役まかされちゃってどうしようかと思ったけど……みんなのおかげでこの後もうまい酒が飲めます、ありがとう!」。最後は“ラブソング”で大団円。《けしてこの手離しはしない》力強く林が握った拳には、バンドの未来、そして2004年に向けられた願いがぐっと込められているように見えた。その絶大なるエネルギーといったら! この空気をたっぷり吸ったからには、あの場にいた人、誰もが2004年はハッピーな年になるでしょう! 絶対、間違いないぜ!!(高橋美穂)