BENNIE K のCOUNTDOWN JAPANクイックレポートアーカイブ
DJの繰り出すアッパーカット気味なド迫力オープニングと共にBENNIE Kが登場! 全身白でフェミニンなシンガーのYUKI、全身黒でマスキュリンなラッパーのCICO、そんな2人のコントラストも鮮明に、流線型でソフトなヴォーカルとごつごつとハードなライムがミックスされ、瞬く間にBENNIE K流のヒップポップ・ワールドが醸成されていく。“オアシス(ワンマンヴァージョン)”に至る頃には重力フリーのフロウに導かれ、浮き立つ心が押さえられないオーディエンスが右へ左へとウェイヴ、EARTHステージは巨大なダンスフロアへと変貌を遂げていった。ローリング・ストーンズのカヴァー“SATISFACTION”でワン・ブレイク置いた後、ステージに登場したのは今日GALAXYでのパフォーマンスも控えているSEAMO! 彼をゲストに迎えての“a love story”は、CICOとSEAMOのガチンコ・ラップ勝負、YUKIとSEAMOのセクシーなヴォーカル・リレーの両面で魅了する今日最初のクライマックスとなった。その後も「かかってこいや!」と超男前なCICOのMCに煽られ、「ハウディ!」と「タリホー!」のコール・アンド・レスポンスがフロアに轟いた“Joy Trip”や、大ヒット・チューン“Dreamland”等、クールダウンする間もないブチ上がりっぱなしの全10曲。温まりきったEARTHに、間もなくACIDMANが登場です!(粉川しの)