オルタナ・ミクスチャーの雄、smorgasが地鳴りのようなヘビー・サウンドと高速ライムを引っ提げてCOSMOの音楽フリークたちを席巻する。まずは来門とアイニのダブルMCによる絶妙の掛け合いによって、オーディエンスがもう片っ端から、跳ぶ、跳ぶ。「どんなときにも忘れちゃいけないぜ、ポジティヴ・バイブス！」――来門の一言で始まったのは、サビのメロがどこまでも気持ち良くて、究極に美しい“Frealt in to the Music”。音楽が与えてくる幸福、音楽が与えてくれる希望をとことんまで体感させてくれる、まさにこの日この場で聴かれるべきナンバー。今年の素晴らしい僕らのミュージック・ライフを約束してくれるような、本当に最高の曲である。「２００７年もスムースに行ってみようぜ！」。ラストは“Smoothe Rider”で完全燃焼。本当にいつもこのバンドにはやられっぱなしだ。最っ高！（洪弘基）