UNCHAIN のCOUNTDOWN JAPANクイックレポートアーカイブ
初日のMOON STAGEのトリを飾るのは、京都出身のUNCHAIN。清涼感いっぱいのギターとヴォーカル・谷川の伸びやかな歌声に、会場からは1曲始まるごとに大歓声!“Movin’ my soul”では、ちょぴり大人びた横ノリのグルーヴを体いっぱいに浴びせかけてくれ、フロントの3人がやんちゃに交差するような動きもなかなか楽しい。「2008年はほんまにずっと音楽のことを考えていました。そんな1年ぶんの想いを全部ぶつけようと思います」というMCの後に、09年1月7日にリリースされるシングル曲“Brighter Days”を早速披露。ここ3枚のシングルで初めて日本語詞に挑戦しているということだが、そこに描かれた繊細な感情とファンクがこっそり愛し合い、切なさと光が同居するようなナンバーだ。名曲“Make it glow”が始まると、フロアはもちろん会場の外でも気持ち良さそうに踊る人多数! ステージのメンバーも音と戯れるような伸びやかさでプレイ。胸いっぱいに流れ込むファンクに体を揺らせば、2008年が汗になってきらめくような気さえしてきた!UNCHAIN、ありがとう!(上野三樹)