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ここからはMOON STAGEが下北沢ERAに!?と思ってしまうようなラインナップが続々登場。まずは上質なポップスの風――をメロコア世代ならではのアグレッシヴさで掻き鳴らす竹内電気! お馴染みSEの山下達郎“Sparkle”が流れると、フロアいっぱいにハンドクラップが巻き起こる。その様子に斉藤は「千手観音みたいだなぁ……」確かに。とは言え、緊張を見せるどころか、いつも以上にハイテンションなパフォーマンスを繰り出していく5人。それに負けないくらい、オーディエンスも、ハンドクラップに手の波に、忙しないほど盛り上がる。その様子に山下は「今日は今年のライヴおさめ。……興奮しすぎて普通のことしか言えません」と照れ笑い。そして、3月11日にニューアルバム『SHY』がリリースされることが告知されると、フロアから大歓声が送られる。その中から“boys be”を披露。嬉しいほどにベタなタイトルを裏切らない80’sテイストの楽曲で、新曲とは思えない盛り上がりを見せていた。ラストはラヴリーな“baby,I love you”。ステージもフロアも、ウキウキと沸き立って幸せ気分でライヴは終了。斉藤は「次はシェフ! フゥー!」と絶叫して去って行った。愛を感じずにはいられなかった。(高橋美穂)