PLANET STAGEはこの日一番の大入り。ヒダカトオル(ヴォーカル&ギター)が40歳を迎えたり、マシータ(ドラム)に第一子が誕生したりと、今年は彼らにとっても思い出深い一年になったという。その締めくくりに相応しい、圧巻のスケールを誇るパフォーマンスをBEAT CRUSADERSは見せてくれた。
「大阪ではしばらくライヴをやっていなかったので、やっと帰って来れマシータ」とのカトウタロウ(ギター)のMCに、会場からは巨大な歓声が巻き起こる。みんな、彼らのライヴを心待ちにしていたのだ。「今日は皆さん、お祭りですよ!」とカトウが煽れば、フロアはまさにお祭り騒ぎ。ビークルの鳴らすロックに合わせて会場中の手が一斉に揺れる様は、なんとも壮観だ。
ライヴ終盤には「COUNTDOWN JAPAN版紅白歌合戦です」とヒダカの言うスペシャル・ゲスト、木村カエラとASPARAGUSシノッピを招いて“Snowdome”を披露するという、コラボレーションが実現! BEAT CRUSADERSならではのサプライズに、最高潮だったオーディエンスの歓喜は、さらに沸騰する。今のBEAT CRUSADERSの規格外なスケール感を伝えるステージに、会場中に笑顔が咲き誇った。