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昨年は大晦日のトップ、そして今年は本日初日のトリ! のBEAT CRUDSADERS。で。このフェスとBEAT CRUSADERSの、ここまでのストーリーをちょっとおさらい。  昨年夏のROCK IN JAPAN FES.2006で、それまでLAKE STAGEだったのが初めてGRASS STAGEに登場。が、ヒダカは何故かやりにくそうで、最後には「ぶち壊せー!」と何度も叫び、かつ足元の照明をぐりぐり踏みつけて本当に壊してステージを下りる。その5ヵ月後の昨年大晦日には、打って変わって絶好調なライヴをくり広げ、EARTHエリア満員の参加者を快楽の絶頂に導く。あとで取材できいたところによると、夏はアウェイのつもりで出て行ったら完全にホームな感じで迎えられたので、そういうライヴになったそうです。曰く「ムチをふるわれるつもりで出て行ったら、ムチをふるう側だったので、とまどった」そうです。で、その次の冬は、ホームでありS側であることをわかった上でステージに立ったので大丈夫だったそうです。 そして今年、本日。もう超ホーム。どこまでもどこまでもあがりっぱなし、フロア。おなじみの曲やおなじみの演出も、おなじみじゃない曲やおなじみじゃない演出も、もう面白いようにウン万人単位のオーディエンスを一人残らずつかんで振り回していく感じ。すべり知らず。当たりっぱなし。鉄壁。そういう、もう正にトリな、トリ以外の何者でもないようなライヴをたっぷりと堪能させてくれました。まいりました。 なおBEAT CRUSADERSは明日は大阪、そして大晦日には『ヒダカトオルのオールナイトニッポン』公開生放送のため幕張に戻ってきます。どちらも乞うご期待!(兵庫慎司)