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「四番マシータに代わりまして、代打ヲーチリ」負傷により不参加のマシータの代役ドラマーを告げる場内アナウンスに続いて、ビークル登場! 「おま○こたせいたしマシータ!」という第一声でお面を脱ぎ捨て、1曲目“ISOLATIONS”、いきなりの大々々合唱!!  2005年はまさに大飛躍の年だったビークル、そのトドメとなった“HIT IN THE USA”では、ハンドクラップがEARTH STAGEの会場を埋め尽くし、隣のホールまではみ出さんばかり。爆笑MCに4時間遅れの謎のカウントダウン、新曲等をはさみつつ、ラスト“FEEL”まで、ビークルは潔いほどポップなメロを最短距離でぶっぱなし続けた。あの「おまん○―ル」がこれだけの大会場を席捲するなんて、夢みたいな光景だった。いや、ほんと。




そして、いよいよ今年最後のアクト。2年前の第一回COUNTDOWN JAPANでも大トリを飾ってくれたレミオロメンだ。1曲目はデビュー曲“雨上がり”だが、いきなりサビを会場の大合唱にまかせる藤巻の表情は、2年前よりも遥かに自信に満ちている。神宮司のドラムも前田のベースも力強さを増した。まったく、なんてでっかいバンドになったんだ。さらに“モラトリアム”で追い討ちをかけるバンドに、会場も真正面から熱狂的に応える。もう朝の5時になるっていうのに、みんなも凄い元気だ。MCの脱力っぷりだけは相変わらずだけど、ラスト“蒼の世界”“南風”“3月9日”“粉雪”というヒットシングル4連発はもう圧巻の一言。特に、今まさに彼らをモンスターバンドの域まで導こうとしている“粉雪”の絶唱にはEARTH STAGE全体が恍惚としてしまっていた。「今年始まったばかりで、こんなハッピーでいいんですかね?」(前田)って、それはこっちのセリフだよ。
初めて全日程ソールドアウトとなったCOUNTDOWN JAPAN05/06は、これにて大盛況のうちに幕を閉じました。皆さん、お疲れ様でした、そして本当にありがとうございました。次は8月4、5、6日、ひたちなかでお会いしましょう!(小杉俊介)