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メジャーでの活躍もついに来年5年目を迎えるビークル。相変わらずお面でステージに現れるメンバーを見ると、最初は「キワモノですよ」みたいなスタンスだったけど、あっという間に人気者になったんだよなあ、とか思う。で、ライヴは大成功だった夏の主催イベントをふまえたような、つまりは完全フェス仕様のアゲアゲ選曲。しょっぱなの“CUM ON FEEL THE NOIZE ”“WORK IT OUT”で、いきなり会場をガンガンに踊らせると、MCと恒例の「お○んコール」を挟んで、“ISOLATIONS”から“DAY AFTER DAYへの流れで熱狂はさらにヒートアップ。と、ここで「みのもんたよりスゴいゲスト」として紹介されたブッチャーズの吉村が登場、The La’sの”THERE SHE GOES“をノスタルジーたっぷりにカバー、続く”SUMMEREND“でも轟音を響かせる。そして、さらにユアソンのメンバーとScoobie Dooのオカモト“MOBY”タクヤを呼び込んでスペシャルズの”LITTLE BITCH“を盛大に決めて、”FOOL GROOVE“からラストは切なさ漂う”TIME FLIES, EVERYTHING GOES“へ。まさに観客からもアーティスト仲間からもこよなく愛される、そんなビークルの魅力を改めて確認したライヴでした。(松村耕太朗)