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続いては、等身大の19歳の日常をドラマティックに描き上げる才女、阿部真央。SEの“カントリーロード”にのってバンドメンバーと共に登場すると、まずは深々と一礼。そして1曲目“ふりぃ”を歌いだす。サビ前では、「どうもこんばんは、あたしが阿部真央です!」と、力強く自己紹介。長い髪を振り乱し、アコギを掻き鳴らし、伸びやかな歌声を轟かせる、しょっぱなから渾身のパフォーマンスに、オーディエンスもコブシで応戦する。続いては、“人見知りの唄”。「もっといってみようかぁっ!」と豪快に煽ったり、座り込んでアコギを弾いたり、その勢いは留まるところを知らない。そして、そこから雰囲気は一転、来月リリースされるシングルのバラード“いつの日も”を、しっとりと披露。さらに、サビで思いっきり踊らせる“マージナルマン”を畳み掛け、変化自在の阿部真央を見せ付ける。それでいてMCでは「このアウェーな感じ」と苦笑いしていたけれど、後ろにまで叫んでいる人はしっかりいたのでご安心を! そして「全ての、恋をする人に」というメッセージから、“貴方の恋人になりたいのです”へ。ラストは今年CMでも流れまくった“I wanna see you”。ぴょんぴょん跳ねながら恋心を歌う姿はほんとにキュート。その場の誰もが魅了されたことだろう。(高橋美穂)