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 マジシャンよろしく黒のベストとハットでビシッとキメてEARTH STAGEに行進してきたRIP SLYMEご一行様、満員のオーディエンスに向け敬礼!と思ったら、そのまま新曲“星に願いを”を大放射! さらに“HOT CHOCOLATE”“UNDERLINE No.5”で天井知らずにアゲまくれば、PES/ILMARI/SU/RYO-ZのMC陣は早くも汗だくだ。「汗が止まらない、息も整わない35歳です!」とRYO-Zも疲れを見せる。が、「2010年を迎えても、やることは1つだと思うんで。素敵な音楽をプレイする!と。今日この会場で1つになろうぜ!」の声で大きな歓声を誘う。続く曲はもちろん歌モノ名曲“One”だ。“楽園ベイベー”を挟んで、「COUNTDOWN JAPANですから、カウントダウンの練習でもどうですか?」と会場一丸となってカウントダウンを始めるRYO-Z。「0!」で始まったのは2010年ではなく“GALAXY”! FUMIYAのキレキレのトラックが“JOINT”ではEARTH狭しとタオル大旋風を巻き起こし、メッセの巨大な空間がものすごい熱気で満ちていく。そのホットな空気を全身で味わうように、「もう1曲やってもいいですか!」とラストの“熱帯夜”をドロップ! ポップの限りを尽くしたRIPは、『ゴースト・バスターズ』のテーマ曲とともに颯爽と去っていったのだった。(高橋智樹)