メニュー




二日目のSEASIDE STAGEのヘッドライナーを務めるのは、日本のロックンロールを切り開く新鋭THE BAWDIES! まずはROY(Vo&B)が、ブルージーなしゃがれ声を響かせ、1曲目“I’M IN LOVE WITH YOU”がスタート。ナチュラルなのにロックンロールなこの感じ、どうよ!? 遂に日本にこんなバンドが現れたんだぜ! 続く“EMOTION POTION”では、4人の、伝えたくて、踊りたくて、うずうずしてたんだよ!――という思いが滲み出たような表情と演奏に、どんどん熱狂が広がっていく。さらに、“KEEP ON ROCKIN’”では、「俺らが演奏やめても、“KEEP ON ROCKIN’”できますか!?」とROYが叫べば、見事にハンドクラップが止まらない! そして、TAXMAN(G&Vo)曰く「BAWDIESの中で一番ハッピーな曲」“EVERYDAY’S A NEW DAY”、グルーヴ蠢く“YOU GOTTA DANCE”などを畳み掛けていく。最後はROYの笑顔の絶唱から“I BEG YOU”へ。JIM(G&Vo)が高らかにギターを掲げて曲はフィニッシュ。しかし、止まない「ロックンロール!」コールに応えて、再び4人が登場! 普段喋らないMARCY(Dr&Vo)が「最高です」と口を開くプレゼントの後、アンコール“WHAT’D I SAY”(レイ・チャールズのカヴァー)へ。最後はROYが「俺らが欲しいのはあんたらのソウルだ!」と叫び、渾身のコール&レスポンス! 初出演にしてヘッドライナーの責務を超えた表現を見せた、素晴らしいパフォーマンスだった!(高橋美穂)