WING TENTもいよいよフィナーレ! 最後を飾るのは爆裂クール・ビートの化身・8otto! 気合い一閃、1曲目“MACHINEGUN BEAT”の眩いほどの爆音がウィング・テントを満たす! セイエイ/リョウ/TORA/マエノソノの鳴らす音がパートの枠を越え、渾然一体となって巨大なロックのビートを叩き出していく。“Counter Creation”の途中、ベースの機材トラブルで音が出なくなる場面があったが、4人のビートとロックは止まらない。そして機材が直り、4人が再び一丸となった瞬間に訪れた、広大なる轟音の風景! 16ビートのハイハットとTORAの極太ディスコ・ベースが絡み合う“0zero”の頃には、ウィング・テントは思い思いに踊り跳ね回る人たちで満たされていた。“RIWO”はスタジオ・ヴァージョンよりも格段にスピード感とヤバさを増していたし、“China”のビートは文字通り全身がしびれるほどの衝撃力を持っていた。アンコールを終えて一度袖に引っ込んだ4人、鳴り止まない歓声を受けて再度ステージに登場。「一緒に音楽を、ロックを作ってくれてありがとう! また会いましょう!」というマエノソノの言葉が、3日間の成功の凱歌のようにWING TENTに高らかに響き渡った。ありがとう8otto!(高橋智樹)
8otto のROCK IN JAPAN FES.クイックレポートアーカイブ