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登場した瞬間から感動的だった。なにしろ横山健がRIJのステージに立っているのだ。AIR JAMを自らオーガナイズして、野外フェスの素晴らしさをここ日本に紹介した先駆者のひとりだよ? 強烈な“Oi Oi”コールに迎えられ、外国人ふたりを含むバンドとともにステージに現れた横山健は実に爽やかな顔をしていた。初っ端から去年リリースした名作『The Cost Of My Freedom』から3連発、会場のヴォルテージは一瞬でオーバーロード状態に。砂埃とともにポジティブな狂騒が会場を渦巻く。新曲2曲を発表し、「やらしくお願いします」というサージ(ベース)のMCや「おれらメタルやるわ、今日」と突入したスレイヤーの“サウス・オブ・ヘヴン”(……と思いきやイントロだけだった)など、おちゃらけ場面も満載だった横山健のセットは最後に“Believer”の熱い泣きで終焉を迎えた。途中で「今日は参加してよかった」と言っていた横山健。絶えず消えることなかった彼の笑顔はぎらつく太陽に負けないぐらい輝いていた。かっこよすぎる。(内田亮)


1. Eight-Hour Drive
2. Funny Things
3. Handsome Johnny
4. Jealous (新曲)
5. Summer Of '99(新曲)
6. The Cost Of My Freedom
7. Can't Take My Eyes Off Of You
8. Popcorn Love
9. Running On The Winding Road
10. I Go Alone Again
11. The Story Of The Fallin' Sleet
12. Waiting For So Long
13. Believer