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1日のなかでも最も暑い時間帯、コンクリートが照り返すレイク・ステージに登場してくれたのはTHE BACK HORN。暑さは知らないが、熱さといったらこのバンドだろう。ロックを用いてこの世の最も原始的な力にアクセスする最終兵器。初っ端の“幾千光年の孤独”から青筋を立ててブッ放し、代表曲“サニー”“光の結晶”でそのテンションは頂点に。4人の裸足の男達は強烈な戦慄を残してステージを去っていった。そして、続いてはthe band apart。このライヴがまた本当に素晴らしかった。ベース原による「昨年はちょっと……うんこをもらしてしまいました」という爆笑MCもありつつ、ファンクもボサノヴァもプログレも一緒くたにして、とにかく音楽の力で盛り上がっていくのだ。会場もほぼいっぱいで、こうした音楽が多くの人に共有されているのは美しい光景だった。そして、いよいよ終盤に流れ込むなか、大きな旗を振ってくれたのがBEAT CRUSADERS。今年初めてのレイク・ステージ入場規制寸前までいったライヴは大盛り上がり。お馴染みの「おま●コール」もありの、間違いなくベスト・ヒットのセットリスト。最後の“FEEL”はフェス全体の大きなハイライトとなったのではないか。ありがとう、ビークル。(古川琢也)



THE BACK HORN
1. 幾千光年の孤独
2. コバルトブルー
3. ひょうひょうと
4. 無限の荒野
5. ヘッドフォンチルドレン
6. サニー
7. 光の結晶

the band apart
1. cerastone song
2. from resonance
3. FUEL
4. real man's back
5. coral reef
6. higher
7. my world
8. Eric.W


BEAT CRUSADERS
1. ISOLATIONS
2. JAPANESE GIRL
3. IMAGINE?
4. HIT IN THE USA
5. BLOCKBASTARD
6. LOVEPOTION #9
7. I CAN SEE CLEARLY NOW
8. FEEL