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ステージ前では放水が続いていて、けれどそれはオーディエンスの頭上で瞬く間に蒸発して、肌を刺す日差しと喉の渇きが益々強くなっていく午後のグラス・ステージ。そして、そんな煮えたぎるフィールドを爽やか色に塗り替えてくれたのがHY、冒頭“トゥータン”のコーラスだ。フェスで観るHYはいつだって最高だけれど、このシチュエーションで“AM11:00”は反則だ。“ホワイトビーチ”は大反則だ。気高いピアノ・バラッドも、大らかなギター・ロックも、ファンキーなリズムも、そのすべてが濁りない真っ直ぐな体験として胸のうちに届いてくる。気がつけばフィールドから立ち上がる湯気でステージに煙幕がかかってしまってる。みんな最高の笑顔!(粉川しの)


1. トゥータン
2. ささくれ
3. 新曲
4. AM11:00
5. そこにあるべきではないもの
6. HY
Summer(新曲)
7. フェイバリットソング
8. 隆福丸
9. ホワイトビーチ