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 昼過ぎの暑い日差しの中、フォレストをゆったりとした歌心で包んでくれたのが、続いて登場したCaravan。アコギやオルガンの豊かな響きも、おだやかで深みのある歌声も、とてもリラクシンで心地いい。“ハミングバード”のイントロではパーカッションで波の音や鳥の声も再現。まるで“楽園”のようなムードを生み出していた。

 そして続くは、日本が誇るガールズ・パンク・ロック・バンド、少年ナイフ。鋭いリフとキャッチーなメロディを叩きつけると、お客さんたちも突き上げた拳で応える。サポートだったDrのえつこさんが正式メンバーになるなど、フレッシュな編成になった今回のステージ。結成25周年を迎え、まだまだ加速するバンドの姿を見せ付けてくれた。(柴那典)