続々と人がSOUND OF FORESTに集まってくる。ビョークのSEとともに、水鉄砲片手にめずらしいスカート姿、とびきりキュートな笑顔で現れたのは、今年で4年連続 FOREST出演となるYUIだ。「楽しんでますかー?」という第一声に続き、「夏の思い出をたくさん作ってもらいたいと思います。というわけで、夏の思い出の歌を歌いたいと思います」と言って歌い出したのは、なんと井上陽水の“少年時代”! これはすごいサプライズだ。大きなノスタルジーがこみ上げてくる。“Laugh away”“SUMMER SONG”という最近の人気曲の後は、弾き語りで“Good-bye days”。音響の調子が悪く、一度演奏をストップさせるも、落ち着いた調子でさらっと再びギターをつまびく。今日のYUIは、すごくリラックスしていて晴れ晴れとした表情を浮かべている。さらに、待ってましたの“CHE.R.RY”! 終盤は最新アルバムの曲を中心に披露し、ヘヴィーなアンサンブルと誠実なメッセージをダイレクトに伝え、涼やかにステージを去ったYUIだった。(小松香里)
YUI のROCK IN JAPAN FES.クイックレポートアーカイブ