ポール・マッカートニーが、「ザ・ローリング・ストーンズとザ・ビートルズはどちらが優れているか?」という究極の質問に答え、その発言にザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーが反応していることがわかった。
「SiriusXM」のハワード・スターンの番組に出演した際、この究極の質問に、「ストーンズは大好きだけど、ザ・ビートルズの方が優れてるかな。だけど、一番好きな子どもを選べないように、どちらの肩も持ちたくない」と答えていたポール。
そんななか、「METRO」によると、Zane Loweが司会を務めるラジオ局「Beats 1」の番組に出演したミックが、ポールの発言に対して次のようにコメントしていたという。
ポールは心優しくて、俺は策士だ。(バンドの)大きな違いは、ザ・ローリング・ストーンズは何十年もアリーナを回る大規模なコンサートをやるバンドで、対するザ・ビートルズはアリーナのツアーを開催したことがない。彼らは、ツアー・ビジネスが本格的に始まる前に解散してしまった……。ザ・ビートルズは、(1965年に)スタジアムで公演を行ったけど、その後もストーンズは(スタジアム・ツアー)を続けた。
俺達は1970年代にスタジアム・ギグを開始して、現在も続けてる。それが2つのバンドにおける本当に大きな違いじゃないかな。もうひとつのバンドは、信じられないほどラッキーなことに今もスタジアムでプレイしてて、もう片方は存在していないからね
ミックは、2つのバンドの違いと現状を冷静に分析していたよう。
ちなみに、ザ・ローリング・ストーンズは先週、パンデミックで無人と化した都市の状態を反映した新曲“Living In a Ghost Town”をリリースしている。