school food punishment


もう2日前のことだけど、水曜日、JAPANの原稿の山を尻目に渋谷でschool food punishmentのライヴを観た。この日はカナダの大物オルタナ・バンドMETRICが来日中で、彼らはそのサポート・アクト。

お客さんの1/3くらいが外人さんで、きっと彼らのことは全然知らない人も多かったと思うけど。力強いライヴで大きな拍手が巻き起こっていた。そもそも、METRICに音楽性が近いっていうことで、声をかけられた経緯だったらしいけど、それが見事にハマった形。これまで観た彼らのライヴでは、一番気合が入ってたと思う。

school food punishmentの世界観は、Voの紅一点、内村友美の歌詞世界に支えられている。キラキラ幻想的にゆらめく自分だけの居場所から、少しずつ外界とのコミュニケーションを願う心がその原動力で、曲を出すごとにそのダイナミズムが強く、開かれたものになっていくのがとてもいい。写真は彼らの最新シングル『sea-through communication』。いい曲です。(松村)
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