フェスも海も花火もいいけど、部屋で海ドラ一気見！なんていう贅沢な過ごし方も夏休みならではの醍醐味。だって面白い作品が多すぎるんだもん！　というわけでＣＵＴの恒例企画となった海ドラ特集、今夏はどどーんと20ページの大特集を組みました。８月２日には『キリング／17人の沈黙』コレクターズＢＯＸが、そして６日には『ブレイキング・バッド』や『ダウントン・アビー』といった鉄板の傑作や、J.J.エイブラムス手がけるアンドロイド×人間のSF刑事バディ『ALMOST HUMAN／オールモスト・ヒューマン』など続々リリース。さらに、放映当初は『SHERLOCK／シャーロック』と何かと比較され賛否両論もあったがジョニー・リー・ミラーのホームズ×ルーシー・リューの女ワトソンの名コンビが次第にクセになる『エレメンタリー　ホームズ＆ワトソン in NY』のBOX2も。されに個人的にはハマり過ぎて眠れなかったのがカナダのケーブル局SPACEとBBCアメリカの合作『オーファン・ブラック　暴走遺伝子』。なんじゃそりゃ？とタイトルだけ聞くと思うでしょ？　でも、まさにタイトル通り、増殖するクローン女子たちの活躍が面白すぎて。ひとり７役を活き活きとこなすタチアナ・マズラニーの演技力は破格だし、おねえ言葉の美青年（義弟役）や随所に漂うゴスっぽい美意識もツボ。こんな面白い作品たちがＢＯＸで一気に出るなんて…と、つい熱が入り過ぎて長くなってしまったが、ぜひ誌面や店頭でチェックしてみてください。（井上）