『劇場版 忍たま乱太郎』特集のCUT1月号、本日発売です!
お届けするのは、キャスト、スタッフ、総勢19名が集結した大特集。特集トップを飾るのは、アニメ『忍たま乱太郎』放送開始以来30年以上に亘り、乱太郎、きり丸、しんべヱを演じ続けてきた高山みなみさん、田中真弓さん、一龍斎貞友さんの座談会。互いの信頼とリスペクト、そして『忍たま』という作品やキャラクターへの愛は、ぜひ掛け合いのテンポ感含め誌面の全文で味わっていただきたいところですが……ここでは、そんなみなさんの座談会の様子を一部抜粋してご紹介します。
──『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』は、土井先生をフィーチャーした物語になっています。そもそもみなさんは、乱太郎、きり丸、しんべヱにとって土井先生はどういう存在だととらえているのでしょうか?
きり丸にとっては、もう家族ですよね。一緒に住んじゃっているわけですし、ずっと、先生というより家族というふうに考えていたと思います。まあ、最初の頃は、どうして忍術学園が休みになると土井先生の家に行くのかわかっていなかったけど(笑)。『忍たま』は、やっているうちにどんどん新しいことがわかってきて、「そうだったのか!」って思うことが多いんですよ(田中)
きりちゃんが戦災孤児っていうのは知っていたけど、土井先生がどうしてきりちゃんと一緒に住んでいるのかはわからなかったよね。(中略)でも、その設定について私たち演者は理解できますが、一年は組の子たちが実際に土井先生の生い立ちを知っているかどうかはわかりません。なので、そこは特に気にしていません。土井先生は、乱太郎からすれば担任の先生ですけど、きり丸の家族みたいな存在でもあるから、土井先生も親戚、家族みたいな感覚ですよね(高山)
しんべヱも同じだと思う。きり丸の家族であれば、私たちにとっても家族。(中略)乱きりしんは、いわゆる普通の学校の友達っていう意識じゃないと思いますね。だから、日頃から表には出さないにしても、土井先生がきり丸をお家に連れて帰って面倒を見てくれていることに対して「ありがとう」っていう気持ちがあるんだと思う(貞友)
本作ならではの土井先生との関係性はもちろん、「シリアスな『忍たま』」の描き方や、乱きりしんの中で特に大きな感情の起伏が描かれるきり丸について……などなど、長く『忍たま』と走り続けてきた3人だからこその思いがあふれる座談会をお届けしています。『忍たま』の「これから」がますます楽しみなるインタビュー、ぜひ全文お読みいただければと思います!(山下茜)
CUT1月号は現在以下にてご購入可能です。