ミュージカル『ISSA in Paris』で俳人・小林一茶を演じる岡宮来夢さんのインタビューを、発売中のCUT1月号に掲載しています。
東京とパリ、現在と過去──時と場所が交差する本作は、完全オリジナルの新作。世界初演となる本作と役を前に、岡宮さんは不安な表情をひとつも見せず「楽しみなんです」と何度も笑みを浮かべる姿が印象的でした。小林一茶を演じる中で触れた俳句についての新たな発見、「言葉」に対する思いについて、たっぷりとお話を伺いました。
以下、インタビューから一部抜粋してご紹介します。
今回この作品と関わらせていただいて改めて小林一茶の俳句を学んで、俳句のすごさに気づかされました。「露の世は 露の世ながら さりながら」だと、「さりながら」で終わることでその先を連想させることができる。17文字の中に、それ以上の言葉を含ませることができるんだなと。必要なのは情報ではなくて情景で。読み手に情景を思い浮かべさせた上で、そこに対して何を思うかは読み手の解釈とその時の気持ちに委ねる……それが俳句の面白さなんだなと思うんです
作品や役への向き合い方、共演者への思いをはじめ、何事にもまっすぐな岡宮さんの人間性を感じるインタビュー記事となっています。1月10日からスタートしたミュージカルを観る前にも、観た後にも、何度も繰り返し読んでいただけたら嬉しいです。僕、日本語が本当にすごく好きなんです。ミュージカル『刀剣乱舞』の演出の茅野(イサム)さんからは、助詞も大切にするようにと言われていて。「は」なのか「が」なのかによって言葉の意味や印象も変わるから、台本は丁寧に覚えなければいけない、と。「きれい」なものを表す時も、「美しい」や「雅」などにニュアンスを変えることができますし、日本語はとても繊細なものだと感じています。(中略)ミュージカルでは特に、聴いている方に何を伝えるのか、歌詞でしっかりと届けなくてはいけない。でも気持ち的にはこう歌いたいなあと思うこともあって……。その折り合いをつけるためにどうしていこうかな?と考えるのが、ミュージカルだと楽しいんですよね。言葉って、すごく楽しいです
そして、CUT独占ポートレートもお見逃しなく! 柔らかくも強い光を放つ「瞳」にフォーカスしたお写真ばかりですので、ぜひチェックしてください。(阿部文香)
CUT1月号は以下より購入可能です。