『スパイナル・タップ』『スタンド・バイ・ミー』『ミザリー』などの監督、ロブ・ライナーが新作の準備を進めているらしい。
Hollywood Reporterによると、『ケープ・フィアー』の系譜に連なるサイコスリラーで、タイトルは”You belong to me”。
このニュースを伝えているEMPIREも、非常に温度が高い。

それにしても、ほんとに久しぶりにロブ・ライナーの名前を見た気がする。
それもそのはず、ちょっと調べてみても、2007年の『最高の人生の見つけ方』以来、監督作が日本公開されていないみたい。
ま、90年代後半から、会心の出来といえるような映画は撮れてないし仕方ないけど。
でも、1995年の『アメリカン・プレジデント』はけっこう好きだったなあ、と思ってあらためてぐぐってみると、この映画って、何気に今をときめくアーロン・ソーキンが脚本書いてるんですね。
あと、『ア・ヒュー・グッドメン』も。
知らなかった。

とにかく、ロブ・ライナーといえば、かつて『ミザリー』という最高の化け物サイコスリラーを作った人だけに、久々に身の毛もよだつトラウマ級の一本の誕生を願うばかり。
”You belong to me”は、今秋ニューヨークで撮影開始だそうです。

写真は、ロブ・ライナー映画といえば個人的にはやっぱこれかな、という一本、『プリンセス・ブライド・ストーリー』。（小柳）