いよいよ今週金曜日（５月31日）に公開が迫った『イノセント・ガーデン』。今朝、通勤途中の地下鉄銀座駅でこんな風景を発見！　うわあ、巨大ミア！　『アリス・イン・ワンダーランド』で大きくなるケーキを食べた時みたいな錯覚に、一瞬わくわくしてしまった。もちろん帰宅時間には、駅貼りポスターはきれいに完成してました。

最新号CUTには『イノセント・ガーデン』の特集も掲載中！　本作が本格的なハリウッド・デビューとなるパク・チャヌク監督とミアの二本立てインタヴュー。
『オールド・ボーイ』の衝撃とはまたひと味違った、洗練された緻密な映像美は必見だ。　予告編でも、ミアの足を這う蜘蛛や、ライフルを手にしたミアの姿が印象的だが、そんなの序の口！　少女から女へと変化する瞬間の、怖れと興奮との気のふれそうな揺らぎを見事に演じ切った素晴らしい演技に目が離せない。『永遠の僕たち』でも、『ジェーン・エア』でも、ミアのあんな顔やこんな顔、絶対に観たことがない。フィリップ・グラスの音楽とともに戦慄と官能の美を堪能してほしい。（井上）