今年6月にスタートして半年かけて全国をまわったアリーナツアーが、本日、代々木第一体育館公演で終了したSHINee。
今回のツアーは、初日と今日の最終日を観ることができたが、今日のステージはまさに今年のSHINeeの集大成だったと思う。

今年はとにかく精力的に活動した彼ら。本国でフルアルバム２枚とミニアルバム１枚をリリースする間に、日本ではオリジナルシングル３枚にフルアルバム１枚をリリース。
新曲がリリースされるたびに、アバンギャルドなアーティストとしての側面や、キャッチーなアイドルとしての側面などいろいろな顔を見せてきたが、ということは、それだけこの１年でSHINeeの表現が広がったということ。
一方でその間、メンバーの怪我などで思うように活動できないことがあったりと、越えなければならないハードルがあったのも事実。

そんなこんなを全部ひっくるめて、今日のステージは、ツアーがスタートしてからリリースされた楽曲も加わって初日よりさらにドラマティックなステージになっていたし、パフォーマンスもより洗練され、緩急をつけながらも常に全力かつハイクオリティのパフォーマンスで魅せる彼らの姿は頼もしく、もはや貫禄すら漂っていた。

最後、MCで「SHINeeはまだまだこれからです」と言っていたが、たしかに、ここからまたすごいことが起こりそうな気がする。来年の彼らの活動にも期待！

ちなみに、今年８月に発売した『H』114号でツアースタート直後の彼らに取材した記事が掲載されているので、気になった方はそちらもぜひ！（中村）