アラン・マッギー語る「リアムを初めて見たとき、ヤクの売人だと思った」


ザ・サン紙のインタビューに答えたクリエイションのオーナー、アラン・マッギーが、リアム・ギャラガーについて回想している。

クリエイションの栄枯盛衰を綴ったドキュメンタリー映画『Upside Down』のプロモーションで取材に答えたアランは、リアムと初めて会ったときのことを語っている。

初めてオアシスを観たのは、1993年の5月、グラスゴーでのことで、アランは父親に会うためにその地にいて、特にギグを観る予定でもなかったそうだ。「間違って早く着いちゃったんだよね。オアシスの出番は一番最初で、まだほとんどの観客はいなかったよ」

「そこには、アディダスの明るいブルーのトラック・スーツを着た、ポール・ウェラーの若いときみたいなイケてる青年が座ってたんだよ。てっきり俺はそいつのことをヤクの売人だと思ってた。ギタリストのボーンヘッドが、シンガーなんだろうなって思ってたんだ」

ところが、バンドがステージに上がった途端、アランは「やつらと契約しなきゃって、わかったんだよな。で、ライブが終わって、ノエルと話したんだ」

アラン・マッギーは、今だったら絶対にそんなふうにはオアシスと契約しなかっただろうと語っていて、「その場所に居合わせてラッキーだったよ。われわれはスカウトを派遣するようなことはしなかった。大抵のバンドは、この俺が自分で観て契約したんだ。それ以上のことは何もなかったんだよ」