WHITE LUNG


女性ヴォーカルのハード・パンクというと、気持ちが先に行って存在感で勝負というパターンに陥りがちだが、彼らはとても音楽的でポップ。ヴォーカルのミッシュ・ウェイの存在感の凄さは無論のこと、ギターのケネスが素晴らしい。最初の一音が鳴った時「スゲー」と叫んでしまった(笑)ハード・エッジでありながらメロディーを感じさせる彼のギターがこのバンドの核だ。
パンク的なアティチュードのみで、何かが肯定される訳ではない現在にあって、彼らが評価されるのは何故かがはっきりと感じられるステージだった。
しかしミッシュもステージで言っていたが、めちゃめちゃ暑い。
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