彼はあくまでポップ・ソングの歌詞を書いていたわけで、文学を書いていたわけではない。
結果として文学的にも高い評価が可能なものになったのかもしれないが、きっとディランにとってはどうでもいいことだったのではないか。
このリリック・ビデオを見ても分かるように、言葉のひとつひとつがメロディとリズムと共振し、見事なグルーヴを生んでいるのが分かる。まさに歌われるための言葉、歌詞なのだ。
実はこのようにサウンドも言葉と同じように、とんでもないレベルのものが鳴っている。是非、このグルーヴに身をまかせてそれを感じてもらいたい。