ジャクソン・ポロック展に行く 2012.04.01 21:10 山崎洋一郎の「総編集長日記」 ようやく時間を作ってジャクソン・ポロック展に行くことができた。高校の図書館で何度も借りては見ていた数々の作品をついに直に見ることができた。アメリカ人画家はジャスパー・ジョーンズもウォーホールも、ヨーロッパの画家に比べて歴史的な流れが無いために客観的な視点を持たざるを得ない宿命にあったが、ジャクソン・ポロックもまた研ぎ澄まされた客観的視点、批評的視点の持ち主だった。そこに、インクを垂らすというブライマルな手法を用いることで新しいダイナミズムを獲得した。凄まじい喜びと力が感じられる作品群だった。