映画『ルドルフとイッパイアッテナ』のために書き下ろされたこの曲はラブソングではないが、それでもやはり清水依与吏(Vo・G)が歌うのは「人」のことだ。しかし、この“黒い猫の歌”は(というか、前シングル“僕の名前を”からそうなのだが)「清水個人の情けなくて憎めない性格がにじみ出ている」という範疇を超え、バンドの生き方をそのまま映した曲だ。そこがこれまでとの大きな違いだろう。新たな季節の始まりと胸に固めた表現者としての覚悟を、軽やかなサウンドに乗せて放つ。(蜂須賀ちなみ)
染まる美学、染める美学
back number『黒い猫の歌』
発売中
発売中
DIGITAL
映画『ルドルフとイッパイアッテナ』のために書き下ろされたこの曲はラブソングではないが、それでもやはり清水依与吏(Vo・G)が歌うのは「人」のことだ。しかし、この“黒い猫の歌”は(というか、前シングル“僕の名前を”からそうなのだが)「清水個人の情けなくて憎めない性格がにじみ出ている」という範疇を超え、バンドの生き方をそのまま映した曲だ。そこがこれまでとの大きな違いだろう。新たな季節の始まりと胸に固めた表現者としての覚悟を、軽やかなサウンドに乗せて放つ。(蜂須賀ちなみ)