JAPAN CIRCUIT vol.44 @ Zepp Tokyo - the chef cooks methe chef cooks me

JAPAN CIRCUIT vol.44 @ Zepp Tokyo

JAPAN CIRCUIT vol.44 @ Zepp Tokyo - 鶴鶴
JAPAN CIRCUIT vol.44 @ Zepp Tokyo - ダイノジダイノジ
JAPAN CIRCUIT vol.44 @ Zepp Tokyo - サンボマスターサンボマスター
JAPAN CIRCUIT・COUNTDOWN JAPAN 08/09前夜祭@Zepp Tokyo、無事終了しました。出演は、片平実(DJ)、前田博章(DJ)、the chef cooks me、鶴、ダイノジ(DJ)、サンボマスター、の6組。以下、箇条書きでレポートします!○18時にスタート、頭の1時間は片平・前田でDJ。はじまって30分後くらいに、バックステージで前田くんとすれ違ったら、「お客さんが動きませーん。どうしましょう」と困りはてていた。にもかかわらず、その10分後にフロアに出てみたら、みんな踊っててヒャーヒャー歓声までとんでいた。何か技を使ったものと思われます。さすが。○バンド・アクトのトップは、the chef cooks me。インディーの頃から聴いていますが、そしてその頃は「最近増えてきた音楽スタイルのバンドの中のひとつだな」くらいに思っていましたが、昨年事務所に所属して、今年メジャー・デビューして――と、活動のスケールが大きくなればなるほど、どんどんフリーキーに、自由に、おかしなバンドになっていっている。ということを、このライブで改めて思いました。楽しい、はっちゃけてる、ちょっとジャンク、横ノリで踊れる、そして前述のように、なんかどっかバンドとして様子がおかしい。といった各要素が、すべて「だからポップ」に結びついている。つられて、フロアも相当フリーキーなことになっていた。5曲目“僕らの住む町”の、かなり難易度の高いハンドクラップを、フロアのみんなが一糸乱れず揃って打ち鳴らしているさまは、かなり圧巻でした。あと、次にDJブースに立った片平実、chefが終わった瞬間にすかさずスカパラをかけて、ロビーに出ようとしていた人たちの足を見事に止めていた。上手い。○次は鶴。まだ全然新人の域なんだけど、そしてZeppみたいなでかいハコではやり慣れていないはずなんだけど、なんかもう、余裕すら感じるステージだった。シングル、ライブで鉄板で盛り上がる代表曲、そして来春くらいに出るらしい(というようなことをMCで言っていた)新曲にして、感涙必至のどバラード“桜”。笑って踊って泣いて、あっという間の30分。MCの度にしょうもないギャグでフロアを笑わせるさまも、必死に笑いをとりにいっている感じじゃなくて、なんか余裕あったというか、自然体な印象を受けました。自然体と最もかけ離れた衣裳&頭髪のバンドなくせに。なお、いつも最後の曲でやる、そしてフロアにも強要する振り付けありのコール&レスポンスから突然全然違う曲が始まる、というのを鶴はいつもやっているけど、今日は、「JAPAN CIRCUIT」の「JAPAN」とかけて、(郷ひろみの真似で)「ジャパァ〜ン! サーキット」ってコールして、“2億4千万の瞳”を演奏、という荒技を見せてくれました。○次はDJダイノジ。ご覧になったことのある方はご存知だと思うが、ダイノジがやるのはDJじゃなくて、DJというスタイルを借りた、言わば「音楽とダンスと笑いと感動」の一大パッケージ・ショー。これまで引き連れてきていたダンサーチーム(実態は後輩の芸人たち)「東京カレーボーイズ」を解散し、新たに「君徒踊李隊」を新編成してのステージ。写真で、大谷&大地の上空、2Fの通路部分で踊っているのがそれです。なお、写真には写っていませんが、これ以外にも『ドラゴンボール』のフリーザのコスプレをした2人組ダンサーも登場。もちろん大地はおなじみ「世界を制したエアギター」も披露。アゲ放題アゲ倒して、最後は桑田佳祐“明日会えるかな”で感動的にしめくくったのでした。○最後のバンド・アクトはサンボマスター。山口、何が気に入らないのか「今日俺はなんで呼ばれたんだかよくわからない」などとぶつぶつ言いながら、そのぶつぶつとは180度逆の、必殺の名曲オンパレード(下のセットリストをご覧ください)! しかもすごいテンション。1曲やるごとに、どんどん大きくなっていく歓声。で、山口も「なんで呼ばれたんだかわかんなかったんだけど、あなたがたに会うために呼ばれたわけですよ!」(確かこんな感じだった、細部違ってたらごめん!)と、さらにどんどんテンションを上げ始める。最後の“青春狂騒曲”で、フロアのみんなの手がきれいに左右に振られる光景は、とても美しいものがありました。
で、演奏が終わり、コンちゃんと木内がステージを下りたあとも、山口は一人残り、アカペラで、しかもマイクを通さずに生声で、真心ブラザーズの“GREAT ADVENTURE FAMILY”を熱唱。これ、最近必ず最後に歌うんだけど、今日ちょっと面白かったのは、山口が歌いだし、感極まってフロアの一部が一緒に歌い始めたら、山口、「ちょっと、歌うな! 俺がみんなに歌うんだから!」と、ストップ。フロア、大笑い。気を取り直してもう一回歌い始めたんだけど、またすぐやめて、今度は柵前でその模様を撮影していたオフィシャルカメラマン、スズキメグミに、撮影のストップを要求。またフロア大笑い。生声だけに、シャッターの音が気になったと思われます。で、感動的に1コーラス歌いきって、山口はステージを去った。
すると。それを次いだ本日最後のアクト、DJ前田博章がすかさずかけたのは、真心ブラザーズ“新しい夜明け”。アルバム『GREAT ADVENTURE』で、1曲目“GREAT ADVENTURE FAMILY”に続いて、2曲目に入っている曲です。やるなあ前田くん。
あとできいたら、山口のアカペラを聴いて、咄嗟に探したそうです。「よく持ってたねえ」って言ったら、「こういう時のために、CD600枚持ってきてるんです」と返されました。偉い。というわけで、楽しい一夜は幕を閉じました。参加してくれたみなさん、出演してくれたみなさん、ありがとうございました。次は幕張で、もしくは大阪で!(文=兵庫慎司/撮影=スズキメグミ)SET LISTthe chef cooks meopening SE
1.WEEKEND MAGIC NUMBERS
2.TYOナイトライフ
3.変光星のブルース
4.WE LOVE CITY
5.僕らの住む町
6.ライフスタiLL・メイクスマイル鶴1.恋のガソリン
2.こんばんは鶴です
3.あめ曜日
4.桜(新曲)
5.踊れないtoフィーバー
6.Tonightはパーティーサンボマスター1.そのぬくもりに用がある
2.very special!!
3.美しき人間の日々
4.<未発表曲>
5.ふたり
6.光のロック
7.青春狂騒曲
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

フォローする
音楽WEBメディア rockin’on.com
邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
洋楽誌 rockin’on