ビヨンセの妹ソランジュによるジェイ・Z殴打、ついに声明。映像流出のホテル職員解雇


ビヨンセの妹ソランジュが義兄のジェイ・Zにエレヴェーター内で殴りかかり、同行者に取り押さえられるまで殴る蹴るを続けた衝撃映像が5月12日に流出して話題を呼んだが、この映像を流出させた人物が解雇処分になったことが明らかになっている。

映像は5月5日に開催されたメット・ガラのアフター・パーティーの会場となったスタンダード・ホテルのエレヴェーターでのもので、防犯や治安用の監視カメラの映像だとされている。ホテルでは今回の流出について顧客情報の守秘義務を冒すものだとして内部調査を行い、映像を流出させた人物を特定し解雇したという。

ホテル側は5月15日にAP通信に「ホテルのセキュリティ方針に抵触したことと監視カメラ映像を録画したことにより」問題の職員が解雇処分となったことを明らかにしている。

また、ジェイ・Z、ビヨンセ、ソランジュといずれも映像流出後はコメントを発表してこなかったが、ここにきて一家を代表する声明をAP通信が伝えている。

「5月5日月曜のエレヴェーター内セキュリティ映像が一般に公開されてしまってから、あの残念な出来事の原因となったものはなんなのかという憶測がさまざまな形で飛び交ってきましたが、最も重要なのはわたしたちが一家でこの問題と向き合ったことです。ジェイとソランジュはそれぞれに起きたことについての責任を認め合っています。公の場で起こしてしまったこの個人的な出来事をめぐって、それぞれの落ち度を二人は反省しています。お互いに謝罪し合い、わたしたちはひとつの家族として新しい一歩を踏み出しました」

さらに事件の時のソランジュの状態についても次のように説明している。

「ソランジュが酩酊していて、この晩を通して振る舞いがまともではなかったという報道はどれもまったく事実には当たりません。要するにどんな家族にも問題はつきまとうもので、わたしたちもそういう家族のひとつだということです。わたしたちはお互いを愛し合っていますし、それ以上にまずは家族なのです。今回のことはもう過去のことにしましたし、みなさんにもそうしていただきたいと願っています」

なお、ジェイ・Zとビヨンセはそれぞれにヘッドライナーを務めるダブル・ヘッドライナー・ツアーとなるオン・ザ・ラン・ツアーに、6月25日のマイアミ公演から乗り出す予定になっている。

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