現役ジャム・バンドとして最高峰の一つと目されるフィッシュは新作『Fuego』を6月24日にリリースすることが明らかになっていて、バンドは新作からの"Waiting All Night"を公開している。
2009年の『Joy』以来5年ぶりの新作となる『Fuego』はルー・リードやピーター・ガブリエル、ピンク・フロイドの作品で知られるボブ・エズリンをプロデューサーに迎えていて、レコーディングはアメリカの各所で行われたとビルボード誌が伝えている。
ドラムのジョン・フィッシュマンは今度の新作はライヴへのアプローチに影響を受けていると次のようにローリング・ストーン誌に語っている。
「もうずっと何年も、ぼくたちのやってることにはライヴでやることと、スタジオでやることとで、明確な違いがあったんだよ。でも、最近ではライヴでやること、特に音楽的なボールをどうパスして回し合っていくかっていうところでは、だんだんスタジオでもそういうことが行われるようになってきてるんだよ。それはステージでの演奏をスタジオで再現してるからということじゃなくて、それがぼくたちのバンドとしての機能の仕方だからなんだと、そういうことなんだよ」
『Fuego』のトラックリストは以下の通り:
1. "Fuego"
2. "The Line"
3. "Devotion to a Dream"
4. "Halfway to the Moon"
5. "Winterqueen"
6. "Sing Monica"
7. "555"
8. "Waiting All Night"
9. "Wombat"
10. "Wingsuit"
"Waiting All Night"はこちらから→