ボブ・マーリーの娘が女子サッカーのジャマイカ代表、レゲエ・ガールズの支援呼びかけ


ボブ・マーリーの娘、セデル・マーリーはサッカー・ジャマイカ女子代表をカリブ海地方からの初の女子サッカー・ワールドカップ参加国にすべくキャンペーンを張っているとローリング・ストーン誌が伝えている。

女子サッカー・ワールドカップは来年カナダで開催の予定で、なでしこジャパンこと日本代表などはすでに出場を決めているが、ジャマイカが所属する北中米カリブ海サッカー連盟では最終予選が8月から行われる予定になっている(ジャマイカはグループ・ステージ1位通過)。この最終予選でのジャマイカ代表を支援するためにセデルは資金調達サイトのインディーゴーゴーで備品代・練習費・旅費を賄うための資金5万ドル(約510万円)を募っている。

募金のためセデルはさまざまなものを提供しており、マーリー一家で制作した公式アンセム"Strike Hard"が5ドル(約510円)のほか、ジャマイカを代表する陸上アスリート、ウサイン・ボルトのサイン入りボブ・マーリーTシャツも1千ドル(約10万2千円)で提供されている。なお、ペレのサイン入りボブ・マーリーTシャツは同じく1千ドルですでに買い手がついている。一番高額なのは、ダミアン・マーリーと5日間のジャム・ロックを船上で楽しむマイアミからジャマイカまでのジャム・ロック・クルーズで、こちらは3千ドル(約30万6千円)になるという。

ジャマイカ代表はレゲエ・ガールズのチーム名で知られていて、所属連盟の中では4番目の強さを誇りながら、これまでスポンサーに恵まれたことがないという。7月4日時点で、インディーゴーゴーではおよそ1万8千ドル(約183万6000ドル)の募金に成功しているという。