ポール・マッカートニー、ビートルズ時代は作った翌朝ど忘れした曲も多々あったと語る

ポール・マッカートニー、ビートルズ時代は作った翌朝ど忘れした曲も多々あったと語る

7月31日のロラパルーザ出演を最後にアウト・ゼアー・ツアーを終えたポール・マッカートニーは、ザ・ビートルズ時代にジョン・レノンと一緒に書いた曲でど忘れしてしまったような曲はきっとたくさんあると語っている。

ジ・イヴニング・スタンダード紙の取材を受けたポールはビートルズとして活動を始めた頃には手軽に使える録音機器のようなものはなかったことを次のように振り返っている。

「いろいろ事情も変わったからね。今じゃ録音手段がいろいろあるから、おのずから作曲の仕方も変わってくるんだよ。たとえば、ジョンとぼくも初めて曲を書き始めた頃は録音機器なんて持ってなかったから、曲を書いたらとにかくもう憶えるしかなかったんだ。だけど、ふと、ど忘れしちゃう危険性は常にあったわけなんだよ。翌朝になってもう思い出せなかったら、消えちゃったっていうことなんだ。そんなふうにしてなくなっちゃった曲は結構あったはずだと思うよ」

「テープ・レコーダーなんて持ってなかったからね。それが今じゃ携帯で録音できるわけだから。だから、昔はなんか閃いたらすぐに形にして、最後までしっかり書き上げて、それを憶えこんで、かなり急いでスタジオに入ってレコーディングしなきゃならなかったんだ。だけど、今じゃいろいろ録りためる機器があるから、ぼくだって今度レコーディングしていじってみたいなあという素材が山のようにたまってるんだよね」

しかし、かつて今ほど便利ではなかったことにはそれなりのよさもあったかもしれないと次のように語っている。

「つまり、昔はしっかり憶えてられるような(いい)曲を書かなきゃならなかったっていうことだよ。憶えてられない曲じゃ結局忘れてなくなっちゃうからね」

なお、イギリスのキャメロン首相は現在イギリスで禁止されているきつね狩りを再び合法化する方向で動いていたが、動物愛護活動で知られるポールはこの動きに対して次のように発言して話題を呼んでいた。

「イギリスの国民は現在の保守党についていろんなことで支持しているはずだと思うけど、きつね狩りがまた復活させられたら、ぼくたちの大多数は不支持に回るはずだよ。きつね狩りは残酷だし、必要のないものだし、普通の人たちやぼくみたいな動物好きがみんな反対に回ることになるはずだよ」

きつね狩り法修正案についてはイギリス議会で先月採決にかけられる見込みになっていたが、キャメロン首相は最終的に法案を見送ることにした。
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

フォローする
音楽WEBメディア rockin’on.com
邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
洋楽誌 rockin’on