ガンズ・アンド・ローゼズに復帰したスラッシュ、現在の活動の充実ぶりを語る

ガンズ・アンド・ローゼズに復帰したスラッシュ、現在の活動の充実ぶりを語る

今年のコーチェラ・フェスティヴァルでガンズ・アンド・ローゼズへの復帰を果たすことが明らかになったスラッシュだが、いまだかつてなく音楽活動を堪能していると語っている。

ガンズ・アンド・ローゼズからは昨年、ギターのDJアシュバとロン・サールの脱退が明らかになっていたが、今月に入ってオリジナル・メンバーのスラッシュとダフ・マッケイガンのふたりが復帰し、コーチェラ・フェスティヴァルに出演することが明らかになっている。ただ、アクセル・ローズ以外のメンバーの去就や異動についてはまだ明らかになっていない。

人類学者/ミュージシャンでメタル系アーティストのドキュメンタリー作家として有名なサム・ダンの取材を受けたスラッシュは、アメリカのユニバーサル・スタジオのアトラクション「クラウン3D」の音楽を手がけた動機について語っているが、活動全般についてのモチヴェーションの保ち方についても明らかにしている。ガンズについては特にここでは語っていないが、10年、20年前だったら、バンド以外のプロジェクトにいそしむことはできなかっただろうと次のように説明している。

「なんでかっていうと、俺がやってきたバンドっていうのはどれもちょっと面倒な傾向があるからなんだよ(笑)。どのバンドにしてもすごく時間を拘束されるものだったからね。それと今では毎晩毎晩(酒や薬で)潰れたりしてないのも助かるよね。パブで飲んだくれたり、売人を探しまわったりとか、そんなこともしなくなって今は持ってる時間をすべて曲を書いたり、なんか作業したりするのに使ってるからさ。だから、いろんなことを今はやれるんだよ」

「それと歳を取るにしたがって、駆け出しだった頃よりも仕事がどんどん面白くなってくるというのは、本当にあることなんだよ。だから、やっぱり俺のモチヴェーションになってるのはそこなんだよね。仕事をしたいという情熱と欲求がものすごく強いんだよ。だから、今はやっててほんとに楽しいんだよね」
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