ケンドリック・ラマーやサンダーキャット作品へ参加し、2016年開催のフジロックへも出演したことで話題となったカマシ・ワシントンが最新EP『Harmony of Difference』をこの夏に発表する。同EPから13分を超える新曲“Truth”のミュージック・ビデオを公開した。
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同時にザ・エックス・エックス、サンファ、FKAツイッグスが所属するレーベル「Young Turks」と契約を結んだことも発表された。
『Harmony of Difference』はカマシにとって2015年の3枚組アルバム『The Epic』以来2年ぶりの新リリースとなる。
同EPは6つのパートからなる組曲で、今年マンハッタンのホイットニー美術館が、1932年以来行なっている展覧会『ホイットニー・ビエンナーレ』にて初披露された。『Harmony of Difference』は音楽用語である「対位法(Counterpoint)」の哲学的可能性を追求しており、カマシは「対位法」を「類似性と差異のバランスを取る中で、異なるメロディーの間でハーモニーを生み出す芸術だ」と定義している。
カマシのコメントは以下のとおり。
「異なるメロディーを融合することで生まれる美しいハーモニーを聴いて、リスナーが我々人間一人ひとりの違いの中にある美しさに気づいてくれることを願ってるよ。」