リアム・ギャラガーが英ラジオ番組「Radio2」のインタビューに答え、オアシスの再結成についての質問に答えている。
オアシスの再結成の可能性はあるかと尋ねられたリアムは、「オアシスなんてもう終わったもんなんだよ。とっくの昔にな。週末に起こったこともそうだし何にしろ、ノエル・ギャラガーは(オアシスの再結成を)望んでないんだよ。完全におしまい。自分のソロの活動をめちゃくちゃ楽しんでんだよ」とオアシスがすでに終わってしまったことを強調し、次のように続けている。
「奴は俺を喜ばせたりしたくないんだよな、俺を思い通りにできないって知ってるから。分かるだろ。イエスマンに囲まれてたい男なんだよ、そういう奴らを雇ったりクビにしたりなんたり好きにしてさ。でも俺とはそれができないから。
まあ、俺があいつをどうこう動かしたり、あいつのマンチェスターの人たちに対しての同情心の欠落を補わなきゃいけないとか、そういう次元の話じゃないんだ。オアシスは終わったんだよ」
また、「『ノエル・ギャラガーは望んでない』ということは、あなたは望んでいるということですか?」との質問には、「そもそも俺はオアシスの解散を望んでなかったんだ。あいつが、さもひどいことが起こったみたいに見せかけてさ」と答えている。
そして、お互いにソロとしての活動を始めている現状に対しては以下のような発言もあった。
「(ノエルは)ソロをやりたくなったからオアシスを終わりにしたかったんだろ。なんでみんなそれに気づかないのか理解できないね。俺が再結成したいなんて言ったら、なぜか死ぬほどやりたがってるみたいに思われるのに」
「俺のソロはもうすぐリリースだけど、存在感もものすごいぜ。まあ、俺の方が(ノエルよりも)見た目も良いし、歌もうまいし、何につけてもあいつよりカッコいいからな。あいつに聞いてみるといいよ。何考えてんのかは分かんないけどよ、奴は俺のそういう要素を搾り取ろうとしてんだよ」
リアムのソロ・デビュー・アルバムは10月のリリースを予定しており、昨日にはグラストンベリー・フェスティバルへの出演も発表されている。
なお、リアムは先日、“Wall Of Glass”のミュージック・ビデオの撮影風景を公開している。