坂口健太郎が惚れたマンガの男とは? 自身が憧れるヒーローから演技への姿勢まで語る

『H 120号』発売中
大のマンガ好きとして知られ、これまでにも多くのマンガ原作作品に出演してきた坂口健太郎。そんな彼が本日発売の『H 120号』に登場、自身が惚れた“マンガの男”を語っている。

今回坂口が選んだ「惚れた“マンガの男”」は、王騎『キングダム』、本位田又八『バガボンド』、カイト『HUNTER×HUNTER』、剛田猛男『俺物語!!』、ガッシュ・ベル『金色のガッシュ!!』の5人。いかにもヒーローらしいキャラクターから、一見そう感じないようなキャラクターまで、人の弱さも含めて愛することのできる彼の温かい人柄が垣間見える人選となった。

「ガッシュみたいな寂しさを知ってるヒーローもいるし、王騎みたいな完全無欠なヒーローもいるけど、又八みたいに弱い部分しかないんだけどそれを愛したくなってしまうような感じも僕はすごく『惚れる』なぁと思います。又八は弱い部分もあるしよく嘘をつくけど、人間としての正直さという意味では一番共感できるんです」

また、これまでマンガ原作の作品にも多く出演してきた坂口だが、インタビューでは演じる上での役との向き合い方についても語っている。

「マンガを見れば絵には動きも載っているけど、マンガから情報を入れるのは、洋服だったり、髪型だったり、それのみでいいんだろうなって思いますね。それよりも僕自身が台本を読んだ時の感覚や、僕を通して見たキャラクターが観ているお客さんに伝わるといいなと思っています。(中略)もちろん技術的には練習しなきゃいけないこともあるけど、キャラクターそのものになるのではなくて、一番近い存在でいることが僕のスタンスには合ってるのかなあって思います」

今月からスタートした新ドラマ『ごめん、愛してる』をはじめ、今後も数々のドラマや映画への出演を控える坂口。普段から彼が人と深く向き合って愛情を注ぐことができるからこそ、その姿勢が俳優・坂口健太郎の演技へと繋がっていることがわかる必読のインタビューとなっている。坂口のかめはめ波ポーズなど、マンガのコマに入ったような世界観を表現したフォトも必見だ。