フー・ファイターズは9月15日に『コンクリート・アンド・ゴールド』を、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジは8月25日に『VILLAINS』を世界同時リリースする予定だが、ニュー・アルバムの制作中、バンドはお互いにとって良い刺激を与え合っていたという。
フー・ファイターズとクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジがアルバム制作を行っていたスタジオは近かったようで、制作中もお互いのスタジオを行き来していたそうだ。
「NME」によると、デイヴ・グロールは英音楽誌「ミュージック・ウィーク」に対し以下のように語っているという。
駐車場を挟んで向かい同士のスタジオで制作していたんだけど、世に出すべきロックンロールのアルバムはまだまだ存在してるっていう事実を確かめられたっていうのはエキサイティングだったね。
クイーンズ(・オブ・ザ・ストーン・エイジ)が制作しているところも見に行ったけど、(新作は)クイーンズの真髄を表すような作品になってるよ。ジョシュ(・オム)が俺たちのところに様子を見にきたこともあって、俺たちは“Arrows”を聴かせたんだ。ジョシュには「やっとダークな深いアルバムを作る気になってくれて嬉しいよ」って言われた。お互いに良い刺激になったよ。
そしてこの発言に対し、ドラマーのテイラー・ホーキンズは「良い競争相手みたいな感じだな。俺たちはクイーンズより良いアルバムを作ろうとしてたし、向こうも俺たちより良いアルバムを作ろうとしてたしね」と話したという。
デイヴ・グロールは他にも、「ジョシュとはメールで『俺たちで世界を乗っ取ろうぜ』『ああ、いい考えだな』なんていうやり取りもしてたんだ」との発言もしていたようだ。
なお、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジは、2002年のアルバム『ソングス・フォー・ザ・デフ』でデイヴ・グロールを客演に迎えている。
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