「ULTRA JAPAN 2017」での来日を控えるスティーヴ・アオキだが、チェスター・ベニントンへの追悼として、リンキン・パークとコラボレーションした楽曲“Darker Than Blood”と“The Light That Never Comes”のマッシュアップ・リミックスをリリースした。
「Rolling Stone」によると、「Chester Forever Steve Aoki Remix」と銘打たれたこのナンバー“Darker Than The Light That Never Bleeds”の純利益は、2004年のスマトラ島沖地震をきっかけにリンキン・パークが立ち上げたNPO団体、Music For Reliefに寄付されるという。
なお、スティーヴ・アオキはチェスター・ベニントンの死の約一週間後に「いまだに信じられないね。しばらく経ったことは確かだけど、ダメだダメだ、彼のことを過去形で話すなんてって気持ちになるよ。何てこった、本当に逝ってしまったんだってね」と話し、以下のように語っていたという。
「(訃報を)聴いてからは(リンキン・パークとのコラボ曲を)毎日プレイしてるよ。一緒にやった曲をライブでプレイするのが一番辛いんだよね。一緒に制作してた日々のこととか、色々と思い出しちゃうから。(自分が感じている感情には)色んな層があるんだ。単なるの友情の話だけじゃなくて、彼がどんな人だったか、世の中にとって彼の歌詞はどんな意味を持ってたか、彼の声がどんなにパワフルだったか、そしてその全部がこれまで、チェスターに会う以前から、僕にとってどんな意味を持ってきたかってことだね」