ニック・ドレイクのトリビュート盤に豪華アーティスト参加、未発表作品も

イギリスのシンガー・ソングライターで、1974年に抗うつ薬の過剰服用で亡くなったニック・ドレイクのトリビュート作にフー・ファイターズのデイヴ・グロール、故ヒース・レジャー、ノラ・ジョーンズ、ジャック・ジョンソンなど豪華アーティストが参加していることがわかった。

2009年の暮れに発売予定とされているこのプロジェクトは、ビルボードによると、アメリカのパブリシャー=EverGreen Copyrightsの創設者の一人であるDavid Schulhofが情報源となっている。

また、俳優の故ヒース・レジャーの未発表作品が収録されたDVDも同プロジェクトの一環として発売されるという。

この未発表作品は、2007年にヒースがニック・ドレイクの“ブラック・アイド・ドッグ”の別バージョンを撮影したものであると見られている。以前より、ヒースはニック・ドレイクのドキュメンタリーを製作したいという強い希望があったそうだ。

また、ジャック・ジョンソンのレーベル<Brushfire>から発売されるこのトリビュート・アルバムは、メイキング映像も収録される予定。

ニック・ドレイクは、1974年に26歳の若さで抗うつ薬の過剰服用で亡くなったとされている。

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