KIRINJIからコトリンゴが脱退。12月の大阪公演がラストライブに

KIRINJIから、2013年7月よりメンバーとして活動してきたコトリンゴが脱退することが発表された。

コトリンゴのコメントによると、自分の活動を同時に進めて行く際に、どうしてもKIRINJIの活動と重なってしまう事があり、どちらも半端な気持ちでは出来ないと悩んできたことから、今回の発表に至ったという。なお、KIRINJIとしての最後のライブは12月の大阪公演となる。


【コトリンゴ コメント】
この度約4年5ヶ月の間、参加させていただいたKIRINJIより、12 月のライブを最後に脱退という形をとらせていただくことにいたしました。これまでも自分の活動を同時に進めて行く際に、どうしてもKIRINJIの活動と重なってしまう事があり、そのことでまたこれからのKIRINJIの前進を妨げてしまうかもしれず、どちらも半端な気持ちでは出来ないと思い、ずっと悩んできました。
KIRINJIの活動では、本当にたくさんの事を勉強させていただきました。
初めてお誘いをいただいたときの驚きも、初めてのコンサートの緊張も、ツアーでメンバーの皆さんとやっとアンサンブルが揃ってきた時の喜びも、色んな気持ちを鮮明に覚えています。
バンドに参加する事が初めてだった私にとって、頼れる仲間がいるんだと気付いた時、とても嬉しかったです。
堀込さんそしてメンバーの皆さん、ありがとう。
良い思い出も苦い思い出も、かけがえのない宝物として、しっかり胸にしまって大切にしていきます。
そして、頼りない私をKIRINJIメンバーとして温かく見守ってくださり、私のライブにまで足を運んでお声がけしてくださったファンの皆さま、本当にありがとうございました。
こんな形でびっくりさせてしまい本当にごめんなさい。
これからもKIRINJIはもっともっと進化して、新しい作品が生まれる度に私たちみんなを驚かせてくださることと思います。
私も、陰ながらそのことを励みに、楽しみに、進んで行きたいと思います。
最後に、12月の東京・大阪公演、良い音が生み出せるよう全力で臨みます。
本当にありがとうございました。

【KIRINJI・堀込高樹 コメント】
皆様
残念なご報告です。
本年12月の大阪公演を最後に、コトリンゴはKIRINJIより脱退する運びとなりました。
突然のことで驚かせてしまってごめんなさい。
コトリさんのような才能豊かで自律的なアーティストが4年半の長きに渡りグループの一構成員として活動を共にしてくれたことは異例と言ってもいいでしょう。
彼女は歌、演奏、作曲、編曲、その存在感でKIRINJIの音楽に大きな貢献をしてくれました。
KIRINJIの再編成に立ち会ってくれて、本当に心強かった。
ありがとう、コトリンゴ。
あなたの益々のご活躍、ひとりのファンとして楽しみにしています。
そして、今後の話です。
しばらくはサポートの鍵盤奏者に協力していただきながら活動します。
本年はライブもリリースも少なめでしたが、只今KIRINJIは鋭意アルバム準備中、年明け早々にレコーディングに入ります。乞うご期待!です。
これからもKIRINJIをよろしくお願いします。