「イナズマロック フェス 2019」、開催決定

「イナズマロック フェス 2019」が、2019年9月21日(土)、22日(日)の2日間、滋賀県立琵琶湖博物館西隣、烏丸半島芝生広場にて開催される。

滋賀ふるさと観光大使を務めるアーティスト 西川貴教が18日、三日月大造・滋賀県知事のもとへ表敬訪問を行い、本年9月21日(土)、22日(日)の2日間、滋賀県草津市で「イナズマロック フェス 2019」を開催することを宣言、地元の協力を要請した。また、昨年開催した「イナズマロック フェス 2018」の収益の一部として250万円を、琵琶湖の環境保全のための「マザーレイク滋賀応援基金」へ寄付した。さらに同日、橋川渉・草津市長を表敬訪問し、同じく50万円を寄付した。

「イナズマロック フェス」は西川が発起人となり、琵琶湖の水質保全と地域振興をテーマに掲げて草津市烏丸半島で開催している野外ライブイベント。2009年より毎年9月に行っているもので、昨年は10回目を記念してイベント初となる3日間の日程で開催、有料エリアの「雷神ステージ」、無料エリアの「風神ステージ」両ステージ合わせて3日間で100組以上のアーティストや芸人が出演、合計15万人の観客を動員した。

今回の表敬訪問では、まず三日月知事が「第10回の記念となるイベントに、15万人がお越しくださった。地域を盛り上げていただきありがとうございます」と述べると、西川は10年続けてこられたことについて滋賀県や地元の県民への感謝を伝え、「今年のイナズマロック フェスは、イベントのテーマカラーを初年度と同じブルーに設定。これは滋賀県の県章のカラーになぞらえたもの。これまでイベントを支えてくれた方の想いを胸に、滋賀県の県章カラーにふさわしいイベントになるようにという想いを込めて、今年も開催したいと思います」と2019年の開催を宣言。今後は「イナズマロック フェス」に関連した派生イベントを県内各地で開催し、滋賀県のイベントとしてのさらなる認知を目指し、県全体が盛り上がるイベントに成長させることを誓ったとのこと。

最後に三日月知事から西川に、イベントによる地域観光への貢献や10年間の寄付総額が2650万円になることなどに対して感謝状が贈られた。

同日、草津市役所で行われた橋川渉・草津市長への表敬訪問では、市長から草津市の活性化と琵琶湖の環境保全のための貢献に対する感謝状と、草津名物のひょうたんが贈呈。西川は「10年続けられたのは地域のみなさんのご協力、市長をはじめ行政のみなさんのお力添えのおかげです。2019年度も開催させていただき、ますますイベントを大きくできるよう頑張ります」と述べた。