YOSHIKI&キッス、『NHK紅白歌合戦』にYOSHIKI feat. KISS <YOSHIKISS>として出場

YOSHIKIが、『第70回NHK紅白歌合戦』にキッスとともに「YOSHIKI feat. KISS <YOSHIKISS>」として出場する。

これは、12月15日にNHKで行われた記者会見にて発表されたもの。また、12月11日に行われたキッス最後のワールドツアー「END OF THE ROAD WORLD TOUR」の東京ドーム公演にYOSHIKIがサプライズ出演し、“Beth”でピアノを演奏、“Rock and Roll All Nite”ではドラムを叩き、共演していた。なお、YOSHIKIとキッスは、1994年に発売されたキッスのトリビュートアルバム『KISS MY ASS』にYOSHIKIが“Black Diamond”のプロデューサーとして参加して以来の親友だという。

今回特別枠で共演することとなったYOSHIKIは、会見で「頑張って生きていれば良いことがあると思いました。毎年紅白では『何か』をやらかしているので、かなりショッキングなステージになると思います。やるからには、大きなインパクトを残すパフォーマンスをお見せします」とコメント。また、キッスのジーン・シモンズは「世界中で一番好きな国のNHKというテレビ局に出演することができて光栄」、「YOSHIKIは日本のレジェンドなのに謙虚な心を忘れない。仕事に対する謙虚な姿勢に影響を受けた」とコメントした。加えてポール・スタンレーは、「YOSHIKIはピアニスト、そしてドラマーとして素晴らしいのは当然のこと、それ以外にも生きることの大切さを発信し続けていて、僕らも影響を受けています」と語ったとのこと。

YOSHIKIにとってキッスは、ロックに目覚めるきっかけであり、少年期に父親の死に直面した際に心の支えとなったバンドだという。そしてキッスはツアー活動を終了すると宣言しており、日本でのパフォーマンスはこれで見納めとなる。