フー・ファイターズのデイヴ・グロールが、母親が主催したクリスマス・パーティーでハイになってしまった15歳のクリスマスについて語っている。
「Kerrang!」によると、Apple Musicのラジオ・ステーション Beats 1のDJ、ゼイン・ロウが司会を務める番組に出演したデイヴが、初めてマジックマッシュルーム(幻覚キノコ)を試して、ハイになってしまった思い出を振り返っていたという。
デイヴがティーンエイジャーだった頃、グロール家では教師だった母親が毎年クリスマス・パーティーを主催し、母親の教師仲間や近所の人から、当時デイヴと同じくパンク・ロックに入れ込んでいた友達までもが集まっていたという。その中でも、特に想い出深かったクリスマスについて次のように語っている。
「ある年に……、この話をするべきじゃないかもしれないけど、その年は、確か俺は15歳ぐらいだったかな。俺のダチがクリスマスにマッシュルームをくれたんだ。それまで、俺はマッシュルームを試したことがなくてさ。だから、『そうだな。多分、このパーティーでマッシュルームをやるべきじゃないな。お袋の友達も来るし』って思ったんだ。俺が通ってた学校の先生たちだし、長いこと彼らを知ってたからさ。でもパーティーの前に、少しだけマッシュルームを食べちまったんだ」
ダメだとわかっていながら、ドラッグを摂取してしまったというデイヴは、さらに話を続けたそうだ。
「俺はどうかしてるよな。それで、パーティーの最中に学校の先生の一人が俺をトイレに連れて行って、『コカインをやってるのか?』って訊くから、俺は『いいや。やってないよ!』って答えたんだ。それから皆が帰った後に、俺はずっと起きてて、レッド・ツェッペリンの“Bron-Y-Aur Stomp”を朝6時まで練習してたけど、弾けるようにはならなかった。弾けると思ったけど無理だったよ」
なお、今年結成25周年を迎えるフー・ファイターズは、10枚目となるニュー・アルバム『メディスン・アット・ミッドナイト』を来年2021年2月5日にリリースする。
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