フー・ファイターズのテイラー・ホーキンスが、最新インタビューで2015年に英ヘンリー王子に平手打ちされた思い出を振り返り、「正直、ムカついた」と明かしている。
2015年にバンドがヨーロッパをツアーしていたなか、デイヴ・グロールが脚を骨折。デイヴがロンドンの病院に入院したときに、英ヘンリー王子がお見舞いに来てくれたのだという。
その場に居合わせたテイラーは酷い時差ボケで苦しんでおり、そのことを王子に伝えると、いきなり「目を覚ませ」と言わんばかりに顔を平手打ちされたそうだ。
「Blabbermouth」によると、SiriusXMの番組『The Howard Stern Show』に最近出演したテイラーが、ヘンリー王子に平手打ちを食らったできごとを次のように振り返っている。
「正直、ムカついたよ。ヘンリーが側近を連れて入って来て、『調子はどうだい?』って訊いてきたから、『目が覚めないんだ。すごく疲れてるけど演奏しなくちゃいけない。でも目が覚めないんだよ』って答えたら、ビンタしてきたんだ。それで俺が『なんだよ』って言うと、ヘンリーに『これで目が覚めた?』とか言ってきてさ。つまり、俺は王子に顔を平手打ちされた訳だ。振り返ってみたら問題ないと思えるけど、でもその時は『お前、俺をビンタしやがったな』って感じだったな」
なお、2017年にBBCのインタビューで同じ話題について語った際、テイラーは「頑張って我慢したよ」とコメントしていた。
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